以前、タロットの歴史について語る機会があり、資料を作ったことがありました。
タロットカードとして一番最古なのが「ヴィスコンティ版」と言われています。
その時に「実物見たい」精神で、このヴィスコンティ版のタロットを購入しようか迷いながらも、結局は買いませんでした。
しかし!先日、本屋さんで出会ってしまい、購入してしまいました。
これは、昨年販売されたそうです。
しっかりした箱の中に、大きなカード(笑)
これまで買おうと迷っていたのは、カードだけのものでしたが、
これには丁寧な解説本も一緒に入っているのが嬉しいです。
大アルカナと言われる22枚には、
現在最も使われているライダー版のように「Fool」などの英語が書かれていません。
カードに慣れるまでには、ちょっと時間がかかりそうですね。
小アルカナのカップなどは、後に続くマルセイユ版の原型とも言えるのでしょうか。
ほぼ、同じイラストになっています。
占いのために使うのではなく、資料として楽しみたいと思います。