『ハワイアンリボンレイ』とは
ハワイには「レイ」という首飾りを贈る文化があります。
レイは、感謝や祝福など『ALOHA』の気持ちが込められた愛が形になったものです。
観光などでハワイに到着した時に、歓迎の意を表す貝殻のレイをかけてもらった方も多いのではないでしょうか。
レイの素材は、花や葉をはじめ、貝殻や木の実、動物の歯や骨などさまざまです。
お花の良い香りに包まれたレイは、とても心地が良いものです。
ただ、毎日のようにお花をたくさん摘んでしまったら、いつかは無くなってしまいます。
このままでは、これからを生きる子供たちにこの花を美しさを伝えることができない。
限りある植物の命を守るために、キャロル・ミト先生が、リボンをお花に見立ててレイを作る『ハワイアンリボンレイ』というクラフトを誕生させました。
リボンに点を打ち、ひと針ずつ縫い進めていく工程は、多くの時間を要します。
でも、集中して手を動かすと日常を忘れてしまうので、不思議と頭がすっきりして心まで癒されてしまうのですよ。
そうして愛情がたっぷり込められたリボンレイは、植物のように枯れることなくいつまでも美しさを保ちます。
そして、リボンレイを手にした時の優しい思い出は、色褪せることなく永遠に残っていくのです。